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Folperia in Piazza

茹タコの屋台

  • Folpiera in Piazza 赤いテントが目印(冬の風景)
  • Folpiera in Piazza 霧の広場、照らされる電球に集まる人々(冬の風景)
  • Folpiera in Piazza 湯気の立つなべから、たこを取り出すシニョーラ(冬の風景)
  • Folpiera in Piazza 売り切れたら、終了(冬の風景)
  • Folpiera in Piazza 老若男女問わず、群がる人々と犬!(夏の風景)
  • Folpiera in Piazza ボヴォレッティもはずせません(夏の風景)
  • Folpiera in Piazza なかなか注文が難しい、、、?(夏の風景)
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広場の有名茹タコ屋台
赤いテントが目印

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Folperia(フォルぺリア)とは、タコ屋のことを指します。イタリア語でタコのことをポルポといいますが、ここヴェネトでは土地の訛りでフォルポと呼ぶことから、フォルピエラ=タコ屋というわけです。 ちなみに魚屋に行っても大抵の場合、その表記はFolpiと書かれていますので、その呼び名の浸透度が窺えるものです。

さて、同店は常設店ではないので、日中は街じゅうどこを探してもお目にかかることはできません。夕方5時ごろになると街の中心の広場、ピアッツァ・デッラ・フルッタ(ラジョーネ宮北側の広場)に屋台として出店しています。

店の名の通り、ここの名物はタコ。茹でタコです。魚を使った総菜が並ぶバンコ(カウンター)の後ろにいつも控えているのが大きな鍋。この中には柔らかく茹でたタコが入っています。 注文は、カウンターの前でそれとなく立ち、自分の存在をアピール(これ、大事!!)しつつ、自分の番を待ちます。店の人もよく慣れたもので、忙しく働きながらもお客さんの順番をなんとなく把握していますので、声をかけられたらタコを注文。鍋の中のタコをすくいあげて見せてくれるので、その大きさでよかったらokサインを。 まな板で一口大に切ってくれ、皿にのせてサルサ・ヴェルデ(パセリをベースにしたグリーンオイルソース)をかけ、レモンをキュッと絞ってくれます。 お会計してその場で立ち食い。パンもつけてくれるので、軽い食事としてぴったりです。ここにはやはり冷たいプロセッコかスプリッツがお伴になりますので、隣合わせた常設バールのグラスをここに持ってきて食べることも可能。 もしくは頼んだ皿をそのバールのテーブルで座って食べながら飲み物を注文することもできます。お互い持ちつ持たれつ、の関係ですので、注文したものを手にして移動も大丈夫です。

季節メニューではありますが、夏場にはbovoletti(ボヴォレッティ)も。これもヴェネト弁ですが、小さなかたつむりのことを指します。茹でて上述のサルサ・ヴェルデに和えたもので、地元の人たちはアペリティーヴォ時に好んで食します。なかなかオツですので、ぜひお試しください。楊枝で中身をほじくりながらいただきます。

パドヴァの名物ともいえる同店、週末の夕方は特に人が多く集まり、小さなバンコの前は人だかりとなりますが、活気のある楽しい雰囲気ですので、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

Folperia in Piazza

住所
Piazza della Frutta - Padova
電話
なし
定休日
休漁日の日曜と月曜
行き方
Piazza della Fruttaのパラッツォ・デッラ・ラジョーネ前、向かって左