観光案内所
パドヴァ市内の観光案内所は、3つ。
1) 駅建物内ホームを背にして右手(月曜~土曜 9:00~19:00 / 日曜 9:15~12:30)
2) Caffé Pedrocchiの裏手(月曜~土曜 9:00~13:30 / 15:00~19:00)
3) バジリカ・サンタントーニオ前(期間限定4~10月:火曜~土曜 9:00~13:30 / 15:00~17:00)
観光案内所では、パドヴァ市地図(横のリンクからPDFで入手可能)とパドヴァのイベント情報満載の小冊子「PadovaToday」(無料)を入手しましょう。
パドヴァ・カード(詳細は下記欄参照)を、上記1), 2)の観光案内所で購入しますと、すぐに公共交通機関に乗ることもできます。
パドヴァを観光するのに便利なPadovaCard。
48時間または、72時間有効の2種類で、ともに、大人1人に対し子供(14歳まで)1人が有効となります。
それぞれ16ユーロ、21ユーロで、それに含まれる特典は、以下の通りです。
入場無料
スクロヴェーニ礼拝堂(予約料1ユーロは別途要)、市立美術館、ラジョーネ宮(中でイベント・催しをしている場合は割引入場料金が必要となる場合あり)、カフェ・ペドロッキ内ピアノ・ノービレとリソルジメント美術館、サンミケーレ礼拝堂、サンロッコ礼拝堂、植物園、ドゥオモ洗礼堂、オデオ・コルナーロ、ズッケルマン宮とボッタチン美術館、ペトラルカの家(パドヴァ郊外アルクア・ペトラルカ)、ガラス芸術国際美術館(パドヴァ郊外モンテ・グロット)
その他割引
ラ・スペーコラ(天文博物館)はじめ多くの美術館、庭園などの入場が割引になるほか、
ホテル、B&B、アグリトゥーリズモにおいても様々な割引やサービスが設けられていることもあります。
施設のカウンターやホテルのフロントなどで、PadovaCardを見せながら、「チェ クアルケ スコント?(なにか割引はありますか?)」と聞いてみるとよいでしょう。
また、郊外のコッリ丘陵のワイナリーにおける試飲のサービスのみならず、他にも多くのサービスを享受することができるでしょう。
以下のリストを参照ください。
» 割引施設リスト
» ホテルリスト
» B&Bリスト
» アグリトゥーリズモリスト
» ワイナリーリスト
» レストラン・エノテカリスト
» ショッピング・リスト
利用無料
市内バス(APS)乗車無料
プラート・デッラ・ヴァッレ横「ラビン広場駐車場」無料(無人のため、出口付近の支払い機にて「SOS」を押しオペレーターを呼び出し、カード裏、左下にある数字を読み上げ、支払いとなる)
その他割引対象となる、モニュメント、宿泊、飲食店等に関しては、PadovaCardのHPを参照してください。
販売場所
パドヴァ・カードは、観光案内所(駅とチェントロ)、スクロヴェーニ礼拝堂受付カウンター、ドゥオモ横洗礼堂、主なホテル、そしてプラート・デッラ・ヴァッレに面するレストラン「Zairo]横のTabacchiにて購入可能です。
パドヴァ市内の移動は、市の公共交通機関であるAPS社のトラム(路面電車)・バスが非常に便利です。
環境保護と交通の利便性とを考慮して開通したトラムは、2007年に開業。市内中心部を南北に縦断しています。一部一般車と同路線を走行しますが、優先走行が徹底されているため、時間に正確で本数も頻繁にあります。
一方、オレンジ色の市内バスは、市内各所を網羅する市民の足であり、また市壁を超えた市街地、遠くはパドヴァに隣接する温泉保養地であるアバノ・テルメまで路線が延びています。
トラム、バスは75分間以内乗り継ぎ可能な共通チケットが利用できます。購入は市内のタバッキTabacchi(タバコ屋)や停留所近くのエディーコラ(新聞売り場)、APSチケット売り場にて。観光には1日券が便利でしょう。その場合はAPSチケット売り場での購入がベターです。
また、平日(Feriale)に比べ土曜日(Prefestivo)及び休日(Festivo)ではトラム・バスとも本数が激減しますので、時刻表などを見る際には注意してください。8月の平日は土曜日の時刻表が適用されます。
市内料金
市外(suburbana)料金
パドヴァから郊外への移動は、SITA社のバスの利用でかなり広範囲な郊外へと足をのばすことができます。
バスステーションは2010年、ボスケッティ広場から鉄道駅近く(駅東側)へ移動し、その利用がより便利になりました。チケット購入は、バスステーションの販売窓口、または各停留所付近のタバッキ(タバコ屋)もしくはエディーコラ(新聞売り場)にて。
また、電車がショーぺロ(ストライキ)の際などには、この郊外バスでの移動が近隣の町への交通手段代案として、大活躍します。
SITAバスで行ける主な郊外の街
ヴェネツィア、トレヴィーゾ、ヴィチェンツァ
バッサーノ・デル・グラッパ、チッタデッラ、モンタニャーナ
キオッジャ、エステ、など
パドヴァは、比較的安全な町ですが、イタリアの中でもより安全な街である、と言い切ることもできません。
しかしこれまで、旅行者の身に危険が及ぶ、というような悪いニュースはありませんし、良識ある行動をとっていれば、危険な目にあうということはないでしょう。どの街にでも当てはまることですが、危険とされる場所には行かない、夜遅い時間の外出を控える等の基本的な注意を各個人でなさってください。
右の地図内の危険ゾーン内及び近辺を夜遅く歩くことはなるべく避けたほうがよいでしょう。
イタリアではナターレ前やパスクア前などを除き一般的には日曜終日及び月曜日の午前中は、商店は休みをとることが多いようです。
パドヴァも例外でなく、チェントロでも多くの商店及び飲食店がシャッターを下ろしています。日曜日滞在の場合は、事前にチェックしておく必要があります。
ちなみに、パドヴァでは、食料品店に関しては月曜午前中は開店し、水曜午後は閉店します。一般的にパスティッチェリアは日曜日には開いています。