パドヴァは、はるか昔、ブレンタ川流域の沼地地帯に発達した街を起源とし、古代ローマ時代市壁は、ブレンタ川の支流湾曲部に沿っていました。水と関わりの深いパドヴァの街中を流れていた運河は、埋め立て又は地下河川として今では目には見えませんが、ラグーナに通じていたその水運は非常に重要な役割を果たしてきたのです。埋められた運河に掛かったローマ時代の橋（Ponti Romani）のひとつの橋桁で見つかったというアンテノール（ギリシャ神話におけるトロイア陥落後に、逃げ延びて来てパドヴァの基礎を創ったという Antenoreアンテーノレ）の遺品が、ちょうどその地にアンテノールの墓として建てられています。

古代～
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